こんにちは!からだ工房Saraのアサノーです。
エレキギターを弾く方と話すことがあると、弾きこんでいる人であれば大体
手首の痛みやら、肩の凝り、あとは意外かも知れないのですが腰が痛くなっている人もいます。
ギターのような弦楽器を弾いている人の姿を見ればわかると思うのですが、見事と言っていいくらいに
左と右で腕を器用に使い分けている。
でもそうやって酷使しているうちに、身体がアンバランスを起こしてしまい、痛みや不具合が出てしまう。
それはわかるのですが、ギターの醍醐味って左右の手がバラバラに動くことで、凄く良いプレイが出来たり、聞く人を感動させたりできるわけで。
ギターだけでなくピアノだってドラムだってサックスだってウッドベースだって、ほとんどの楽器は左右非対称に手を使って演奏されることが多いですよね。
あ!オーケストラのシンバル、だけは左右対称だと思いますけども。
だから、音楽家さんに「左右対称にからだを使うようにしてくださいね!」というアドバイスはあまり意味がないし、
僕もエレキギターを弾くので、なんとか練習するときだけでも疲れにくい方法はないのかなあ、と思っていたのですが、
最近、中古楽器店で見つけたクラシックギター奏者が片足の下に置いて使う台というのを試しているのですが
なかなかいいんですよね、これが。
ふだん家でエレキギターの練習をするときというのは、ほとんどの人が右ひざの上にギターを置くので、右腕がとても窮屈になってしまう。
足の下に台を置けば、楽器を構えたときにピッタリ真ん中にギターがくるので、左右の腕がどちらもすごく使いやすいし、背骨の位置もしっかり軸が通ってくるので、疲れにくいです。
ひとつだけ問題があるとすれば、どんな人がこの練習をしていてもその姿に、まったくロックを感じなくなってしまうだろうことぐらいですかね。不健康な感じ、だとか危険なニオイ、とか(笑)
まあそれはおいておいても、これはかなりオススメできそうな練習方法なのでは、と思いました。